ふつうの農業をして暮らしていくということについて、思うところが
あったので個人的メモ。
農業で食べて、生活していくためには米などの穀物をメインにつくっては
これからはやっていけないと思っていた。
なぜなら穀物は。保存や輸送が容易であるため、人件費の安い国で
つくった米を輸入して販売されると太刀打ちできないからだ。
今は米については77%という高い完全がかかっているが
これは近い将来において、より低い割合、もしくは撤廃となる可能性
すらあるため、はじめから期待しないほうが無難。
では農家はどうしたらよいのだろうという答えの1つが
野菜だと思っていた。(主に葉物系)
理由としては、葉物野菜は新鮮さが命であるため
海外でつくって日本で販売するには、いくら値段が安くても
質という意味ではどうしても劣化してしまうためだ。
ただ最近では、内陸部でも新鮮な魚が食べられるように
冷凍技術も急激に発達してきてはいるが、グラム当たりの
単価が安い野菜では、実用に活かすと言う意味ではまだまだ
時間がかかると思っていた。
そのため、もし農業をやるのだったら野菜メインだろうと思っていた。
ところが、最近この考えが変わってきた。
それは人件費の安い海外という脅威ではなく、テクノロジーをつかった
野菜工場いう脅威だ。これに関連するニュース記事が以下。
大和ハウス工業は二十一日、コンテナのような施設内でレタスなどを栽培できる植物工場「アグリキューブ」を四月五日に発売すると発表した。駐車場で一台分のスペースがあれば設置できる大きさで、外食店を中心に発売後一年で千棟の販売を目指す。 植物工場は、外部から汚染される懸念がないため、消費者の食の安全に対する意識の高まりから一定の需要があると判断した。 植物工場の内部には栽培棚が左右に四段ずつあり、蛍光灯や室内の温度を調整するエアコンを備える。パセリやチンゲンサイなど二十三種類を栽培でき、リーフレタスなら年間約一万株を栽培できる。本体の価格は標準タイプが五百五十万円、蛍光灯の高さを手動で調整できる高級なタイプが八百五十万円。これとは別に電気代や肥料代などが年間で計約三十五万円かかる。高級なタイプの大きさは幅が約四・七メートル、奥行きは約二・五メートル、高さが約二・六メートル。 大和ハウスは、将来的には家庭向けや海外向けの植物工場の発売も視野に入れている。
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コンテナ型の野菜工場発売へ 大和ハウス|東京新聞
これは大和ハウスがつくったコンテナ型だが、野菜工場については
人材派遣のパソナが地下に野菜工場をつくったりとこれまでにも
何度かニュースで目にしたことがあったのだが、研究・開発フェーズではなく
そろそろ実用フェーズに移りつつある気がする。
このスタイルであれば、面倒な土地の絡みもないし、また
光や湿度などを自分達でコントロールできるため
早朝に畑にでるなどの自然に合わせて働くのではなく
人間に合わせて収穫ができるため、働きやすい。
調理する現場のすぐ近くに設置できれば、輸送コストもかからない。
さらに技術がすすめば、収穫すらボタン1つでできてしまう
可能性すらある。
大和ハウスの野菜工場は駐車場1台分のスペースで、値段は550万円からと
いうことだが今後もっと安くなってくるだろう。
というわけで、ふつうの農業をするためのかろうじての1つの答えが
穀物ではなく、野菜を栽培することだと思っていたがそれも難しいのかもしれない。
農家が今後農業で生活するためにはこれまでのようにふつうに農業するだけでなく
他の手法もとりいれなければいけないのだろうと思うが
詳細はまた別のエントリーで(笑)
とりあえず、自分の中ではふつうに野菜を生産し、そこそこ稼ぐという案は
消えたので忘れないようメモしてみた。
■参考サイト

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コンテナ型の野菜工場発売へ 大和ハウス|東京新聞